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先生の役割

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「先生」という立場

私は、教室の生徒や保護者からは「先生」と呼ばれています。

しかし、SocialSchooolでは子ども達と接する際、「先生」という立ち位置ではありません。

メンターという、いわゆる補助的な立ち位置で、子ども達を導く事に重点を置いています。

学習教室を運営しているのに、「何を言い出すんだ」と思われそうですが、私たちは今の子ども達に塾に通うほどの勉強が必要だとは考えていません。

(学校に行けていない、義務教育中の一般常識的な学習が困難という場合は別です。)

今の子ども達に必要な事

では、何が必要だと考えているかという話ですが、「〇〇です」という明確な答えは持っていません。

それは、子ども、人、1人1人で異なるからです。

ただ、どこに視点を置くかという事を大切に考えています。

学校で教わる勉強を疎かにして良いという話ではありませんが、今の子ども達が大人になった時、教育は大きく様変わりしているはずです。

日本の教育

プログラミング教室を探している保護者なら、御存知だと思いますが、日本の教育は世界では大きく遅れています。

今頃ICT教育と言い出した所で、追い付くものではありません。

実際、ICT教育へと言っている学校が、先生が、ついていけていない現状を見ると、悲観的な将来しか目に浮かびません。

偉そうな事を言っていますが、私たちの教室がやっている事がこれからの将来必ず役に立つという事でもありません。

実際、AIの進化を考えているとクリエイティブな部分以外で人間が優れている点を思い浮かべる事が困難になってきました。

伝えたい事

それでも、人はAIを使って、便利に生きていかなければなりません。

だからこそ、SocialSchooolで伝えたい事は「未来を見て、視点を未来に置いて」という事かもしれません。

「将来の夢」に向かってなどとは言いません。

夢なんてなくて良いんです。

ただ、自分が生きていく場所が10年後、20年後どうなっているか、どうなって欲しいか考え、進んでいって欲しい、その思いを子ども達に日々伝え、考えてもらっています。

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