子ども達はゲーム機のSwitchでよくマインクラフトをやっています。
私はSwitchでやったことがないので、よく分かりませんがチャット欄にコマンドを入れると特殊効果が出来るみたいです。
教室にきてタイピングが終わった子がネット検索で「マインクラフト」「コマンド」といった言葉を入力し始めました。
そこで何やらサイトを見つけて「先生、これやりたい。」と言い出しました。
サイトを見てみると、マインクラフトをプログラミングの命令で操作する方法が載っていました。
うちの教室で使っているRaspberry-pi にはMINECRAFT pi-editionがインストールされています。
クリエイティブモードで動かすのですが、そのマイクラをScratchで命令を作ることで、ブロックを置いたり、平地にしたり、建物を建てたりできるので、操作方法などを教えています。
XYZの座標を理解したり、プログラミングの組み立て方を覚えるのに適しているからです。
でも、こちらから与える一方的な学びよりも、自分から知りたい、やりたい、という興味を持って取り組む学びとでは、雲泥の差があります。
一方的な学びの途中で、興味を持ってスイッチが入る子もいますが、多くは与えられた課題をこなすだけになりがちです。
今回、生徒が見つけてきたサイトでは、スクラッチではなく、Python言語を用いてマイクラに命令を出す事が出来るものでした。
「コマンド」という意味も分からず、まだ教えられた事をやって、新しい動きが出来たり、見慣れないブロックが現れたりして楽しんでいる段階ですが、少しずつ言語の説明をしています。
中には、「そう言うことか…、だったら」と色々な座標で試したりする子ども出てきました。年に数回ですが、子ども達が大きく成長するチャンスが巡ってきた様です。